相談窓口

家庭内や職場でハラスメント被害にあったとき、「どこに相談すればいいのかわからない」と悩む方は少なくありません。

「相談しても状況は変わらないのではないか」「逆に立場が悪くなり、最悪の場合は退職に追い込まれるのではないか」といった不安から、誰かに打ち明けること自体に強い抵抗を感じることもあるでしょう。

しかし、ハラスメントは我慢すれば解決するものではなく、放置するほど被害が深刻化しやすい重大な問題です。

ハラスメントに悩んだときは、できるだけ早い段階で誰かに相談することで、問題解決への糸口を見つけやすくなります。

この記事では、家庭内・職場内それぞれのハラスメント被害にあった場合の主な相談先について、わかりやすく解説。

あわせて、ハラスメント問題を根本的に解決する方法のひとつとして、探偵事務所に相談するという選択肢についても、詳しくお伝えします。

そもそもハラスメントとは何か?

追い詰められる男性

ハラスメントとは、相手に対して不快感や苦痛を与える言動や行為すべてを指します。

加害者に悪意があるかどうかや、冗談のつもりだったかは関係なく、「受け取った側がどう感じているか」が重要な判断基準になります。

代表的なハラスメントとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • セクシャルハラスメント(セクハラ)
  • パワーハラスメント(パワハラ)
  • マタニティハラスメント(マタハラ)
  • モラルハラスメント(モラハラ)
  • カスタマーハラスメント(カスハラ)

このようにハラスメントの形はさまざまですが、共通しているのは、相手の尊厳を傷つける行為であるという点です。

また、加害者自身がハラスメント行為をしていると自覚していないことも多く、被害を放置していても問題が自然に解決することはほとんどありません。

ハラスメント被害を「相談しない」ことで起こるリスク

RISKの文字

ハラスメント被害について相談せずに我慢し続けると、精神的な負担が少しずつ蓄積し、不眠や強い不安、抑うつ状態など、心身の不調につながるおそれがあります。

場合によっては、適応障害やうつ病などの疾患を発症し、生活や就労そのものが難しくなるなど、人生に大きな影響を及ぼすことも珍しくありません。

さらに、時間が経つほど「なぜ今さら相談するのか」と受け取られてしまうことがあるなど、被害を訴える立場が不利になる可能性も高まります。

一見、相談しない選択は波風を立てないように思えるかもしれません。

しかし、結果的には被害を長期化・深刻化させるリスクを抱えているため、非常に危険なのです。

家庭内でのハラスメント被害はどこに相談すべき?

既婚の女性が頭を抱える

家庭内でのハラスメント被害は、相手が生活をともにする家族であるからこそ、問題を表に出すことに抵抗を感じたり、我慢してしまったりしがちです。

しかし、家庭内ハラスメントは逃げ場がないため、被害が深刻化するケースも少なくありません。

ここからは、家庭内でのハラスメント被害に対する代表的な相談先と、それぞれの特徴について詳しく解説します。

公的な相談窓口を利用する

家庭内でのハラスメント被害に対し、まず検討したいのが公的な相談窓口です。

これらの窓口は無料で利用できるうえ、匿名相談が可能な場合も多いため、「まず話を聞いてほしい」という段階でも利用しやすいのが特徴です。

DV相談ナビ・DV相談プラス

DV相談ナビやDV相談プラスは、配偶者やパートナーからの暴言、精神的支配、身体的暴力などに悩んでいる人を対象とした公的な相談窓口です。

専門の相談員が丁寧に話を聞きながら状況を整理し、相談者の安全を最優先に、今後どのような対応が考えられるかを一緒に検討してくれます。

また、被害の緊急性が高いと判断された場合には、関係機関と連携し、適切な支援機関や一時保護先につないでもらえることもあります。

みんなの人権110番(旧:女性の人権ホットライン)・よりそいホットライン
 

みんなの人権110番やよりそいホットラインは、性別や立場に配慮した相談対応が行われており、DVやハラスメントなどで精神的に追い詰められている方にとって心強い相談窓口になります。

なお、これまで「女性の人権ホットライン」として設けられていた窓口は、令和7年10月より「みんなの人権110番」に統合されましたが、DVやハラスメント行為を含む女性の人権問題についても引き続き相談が可能です。

警察相談専用電話

警察相談専用電話は、「今すぐ事件として扱うほどではないものの、このまま放置するのは不安」と感じている場合に利用できる相談窓口です。

ハラスメントの被害状況を伝えることで、注意すべき点や今後取るべき行動について具体的なアドバイスを受けることができます。

また、状況に応じて適切な相談先や関係機関を案内してもらえるため、「どこに相談すればいいのかわからない」「警察に直接行くべきか迷っている」という方でも利用しやすい窓口です。

弁護士などの法律専門家に相談する

弁護士などの法律専門家に相談することで、ハラスメント行為が法的にどのような問題に該当するのか、どのような対応が可能なのかを具体的に把握することができます。

特に、離婚や別居、慰謝料請求など、法的措置を視野に入れている場合には、早い段階で相談しておくことが重要です。

さらに、当事者同士での話し合いが難しいケースでも、弁護士が代理人として交渉や手続きを進めてくれます。

そのため、被害者自身が直接相手と向き合う必要がなくなり、精神的な負担を大きく軽減することができるのは大きなメリットです。

なお、金銭的に不安がある場合は「法テラス」に相談すれば、無料相談や費用の立替制度などを利用することができます。

職場のハラスメント被害はどこに相談すべき?

きつく指導する上司

職場でハラスメント被害を受けている場合、「誰に、どの段階で相談するか」によって、その後の対応や結果は大きく変わります。

社内だけで解決できるケースもあれば、外部の力を借りたほうが安全で確実な場合もあります。

ここからは、職場のハラスメント被害において代表的な相談先と、それぞれの特徴を詳しく解説します。

社内・社外窓口に相談する

多くの企業では、ハラスメント相談窓口やコンプライアンス窓口が設置されています。

人事部やコンプライアンス部門といった社内窓口のメリットは、職場の事情や人間関係を把握している点にあり、部署異動や配置替えといった対応が、比較的スムーズに進む可能性があることです。

また、外部委託の社外窓口が設けられている場合は、会社と一定の距離を保ちながら相談できるため、「社内に知られるのが不安」という方でも利用しやすくなっています。

ただし、加害者が上司や経営層に近い立場にいる場合、十分な対応が取られないことも多いため、相談後の動きを慎重に見極める必要があります。

公的な相談窓口を利用する

社内での対応に不安がある場合や、会社そのものに問題があると感じる場合は、公的な相談窓口の利用が有効です。

総合労働相談コーナー

都道府県の労働局や全国の労働基準監督署内に設けられている総合労働相談コーナーでは、パワーハラスメントやセクシャルハラスメントをはじめ、労働環境に関する幅広い相談を受け付けています。

専門の相談員が状況を丁寧に聞き取り、問題点の整理や、必要に応じた是正指導、関係機関の案内を行ってくれます。

労働者からの相談はもちろん、職場環境の改善を検討している事業主からの相談にも対応しており、無料で利用できる点も大きな特徴です。

みんなの人権110番・男女共同参画センター

みんなの人権110番や男女共同参画センターでは、差別や人権侵害の観点から、ハラスメントに関する相談に応じてもらうことができます。

職場における不当な扱いや、性別・立場による差別的な言動に悩んでいる場合に、特に利用しやすい相談先です。

警察

ハラスメントがエスカレートしている場合や、脅迫・つきまとい・暴言など犯罪に該当する可能性があるときは、警察への相談が有効です。

被害届や相談履歴を残すことで、相手への警告や今後のトラブル防止につながることも少なくありません。

また、身の安全に危険を感じる状況では、早めに警察へ相談することで、適切な助言や保護措置を受けられる可能性があります。

警察へ行くかどうか悩んでいる場合には、「警察相談専用電話」に相談してみても良いでしょう。

誹謗中傷ホットラインに相談する

誹謗中傷ホットラインは、インターネット関連企業の有志によって運営されている相談窓口です。

SNSや掲示板などインターネット上の書き込みを伴う誹謗中傷・ハラスメント被害に適しています。

インターネット上の誹謗中傷は放置すると情報が拡散しやすく、いわゆる「デジタルタトゥー」として半永久的に残ってしまう恐れがあります。

被害を最小限に抑えるためにも、できるだけ早い段階で相談することが重要です。

弁護士などの法律専門家に相談する

ハラスメントが深刻化している場合や、会社側が適切に対応しない場合には、弁護士などの法律専門家への相談が有効です。

「法テラス」を利用すれば、経済的な負担を抑えながら法律相談を受けることも可能です。

弁護士に相談することで、ハラスメント行為が法的に問題となるか、損害賠償や労働環境の改善を求められるかなど、具体的な対応策を知ることができます。

探偵事務所に相談すれば証拠収集や根本的解決が可能

PC・スマホ・タブレット

ハラスメントの相談に踏み切れない大きな理由のひとつが、「証拠がない」「言った・言わないの争いになりそう」という不安です。

家庭内や職場内で起こるハラスメントは秘匿性が高く、被害者の証言だけでは状況を正しく理解してもらえないケースも少なくありません。

そんなときは、探偵事務所に相談することで、客観的な証拠を押さえる調査が可能になります。

「事実」にもとづいた証拠収集ができる

探偵事務所による調査は、「事実」を明らかにすることを目的としています。

家庭内や職場といった密室性の高い環境では、被害の内容が当事者の証言に依存しやすく、証拠が主観的になりがちです。

しかし探偵は、ハラスメントが発生している日時・場所・頻度、さらに具体的な言動や行動を客観的に記録します。

状況によっては、被害者自身が有効な証拠を残すための記録方法や注意点についてのアドバイスも行うため、主観や感情に左右されない「明らかな証拠」を手に入れることができます。

相談・交渉を有利に進めるための材料になる

ハラスメント被害の証拠があることで、当事者同士の主張の食い違いを防ぎ、事実関係を明確にすることができます。

社内の相談窓口や公的機関、弁護士へ相談する際も、調査によって得られた記録や報告書があれば、被害の内容や深刻さを客観的に示すことが可能です。

また、証拠がそろっていることで、話し合いによる解決だけでなく、必要に応じて法的措置へと進む際の重要な判断材料にもなります。

特に家庭内ハラスメントによる離婚・別居・慰謝料請求を検討している場合は、被害の継続性や悪質性を裏付ける証拠があるかどうかが結果を大きく左右するため、明確な証拠が欠かせません。

状況に応じた解決方法を一緒に考えられる

探偵事務所の役割は、証拠を集めて終わりではありません。

相談者の置かれている状況や希望を踏まえて、「これから何をすべきか」「どのタイミングで動くべきか」といった判断についても助言を受けることができます。

表沙汰にせず静かに解決したい場合や、安全を最優先したい場合など、それぞれの事情に合わせた進め方を検討できる点も特徴です。

ハラスメントの根本的解決を見据えたサポート

ハラスメントの問題は、たとえ一時的に収まっても、根本的な原因が解消されなければ再発する恐れがあります。

探偵事務所では、調査結果をもとに専門機関や弁護士と連携し、再発防止や環境改善を視野に入れた対応をサポートすることが可能です。

根本的な解決への道のりが描けることも、探偵事務所に相談するメリットのひとつです。

ハラスメントに悩んだときは当探偵事務所にご相談ください

ハラスメントを相談する

ハラスメントに悩んでいながら、「誰に相談すればいいのかわからない」「証拠がなく取り合ってもらえないのでは」と不安や苦しさを抱え続けていませんか。

当探偵事務所では、職場や家庭内でのハラスメントに関するご相談を受け付けています。

事実確認や証拠収集、弁護士との連携など、1日も早い問題解決に向けて迅速に対応します。

24時間365日、無料相談窓口にて相談が可能です。

ひとりで抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。

執筆/監修者:山内 和也

2026年1月11日

探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。